釣り方の提案

 どうも!遊漁船ファミリアです。ファミリアではどんな釣り方をするの?とよくご質問をいただくので、改めてファミリアがお客様にご案内する釣りとは何かをご説明させていただきます。ただし、ここでの記述は全て船長の個人的な考えによるものですのであくまで参考程度に捉えてください。

 ファミリアでは、スーパーライトジギング(SJL:Super Light Jiging)やライトジギング(JL:Light Jiging)といったライト系ジギングをメインにお客様にお楽しみいただけるよう努めています(その他、ボートロックやイカはサブメニュー)。これらのSLJとLJを説明するにあたって、そもそもジギングとは何かを説明します。ジギングとは、メタルジグと呼ばれる主に鉛のルアーを用いて船から魚を釣る釣法の総称を指し、重たいものだと400g以上、軽いものだと10gのメタルジグを使用します。SLJとLJもメタルジグを使用するためジギングのひとつとして位置付けされます。LJとは、主に200~100gのメタルジグを使用する、ジギングの中でも比較的軽量(=ライト)なものを指します。するとSLJはどうでしょうか?SLJではLJよりもさらに軽く主に100~10gのメタルジグを使用する、ジギングの中でも比較的超軽量(=スーパーライト)なものを指します。

 前置きが長くなりましたがここからが本題!ファミリアでは特にSLJに力を入れています。一般的にSLJというと50~20mの浅場(=シャロー)が中心となることを想像すると思います。もちろんこの想像は大正解です。しかし、ファミリアでのSLJは50~20mのシャローだけでなく、100~50mといった通常LJで行くような深場(=ディープ)もご案内します。ディープSLJがいわゆるファミリアでのSLJ&LJ便になります(もちろんSLJ&LJ便でLJをされても大丈夫ですd(^_^o))。ディープSLJには次のようなメリットがあり、魚が口を使う機会は比較的多いのではないかと感じています。
しかし、次のようなデメリットがあります。
 これらのデメリットをカバーするため、お客様には以下3点のご協力をお願いしております。
 デメリット1について、船長のポイント選びと操船により軽いメタルジグでも着底できるよう努力はしますが、基本的に船長は無力です…泣。そのため、SLJ&LJ便ではSLJとLJの両方の装備をお持ち込みいただくことが望ましいです。大は小をかねますので、SLJの装備がない場合はLJの装備だけでも構いません。
 デメリット2について、リールにはラインが300m巻いてあることが好ましいです。もっと言えば400m巻かれていると、例えば100m高切れしてもラインの表と裏を撒き直して新しいラインで釣りができるためコスパが良いと思います。
 デメリット3について、ファミリアは26feetの船ですが、釣り定員は4名と少人数に設定させていただいております。船の両舷で、さらに船首と船尾に別れるなど、4名がそれぞれ別方向にキャストできるように工夫をしています。しかし、絶対にお祭りはないとは言い切ることはできません。ラインのお祭りはお互い様、そういったアングラーシップも大切にしていただけると幸いです。
 以上になります。長々と読んでいただきありがとうございました!最後に、参考までに船長が推奨するタックルのセッティングを掲載します。お客様のセッティングの参考になれば幸いです。

SLJ&LJ便のタックル例